小さいお子さんがいると荷物が増えるため、車ごとフェリーで移動するととても便利ですね。場合によっては新幹線よりも安く抑えることができますし、赤ちゃんの泣き声で周りに気を使いすぎることもありませんので精神的にもラクです。以下、阪九フェリーで子連れ乗船する際のポイントを書いてみました。
子連れにオススメのお部屋タイプ
小さいお子さんがいる場合のオススメのお部屋タイプは、1等和室または2等指定B(4人部屋・貸切)です。
1等和室はお子さんがベッドから落ちる心配がないので安心ですね。自分でお布団を敷きます。
1等和室よりお値段を抑えたい場合、2等指定B(4人部屋)もオススメです。神戸-新門司を運航する「やまと・つくし」の場合、2020年2月29日までの期間のうち閑散期は、2等指定B(4人部屋)を無料で貸し切りにすることができます。詳しくはこちら→『やまと・つくし特別キャンペーン』
お子さんは下のベッドで、ご両親は残りのベッドで寝て、余ったベッドには広々と荷物を置けますよ。赤ちゃんの場合は、まくらを2つ置いたり、手荷物をベッド脇に置いておけば落下防止できそうです。
どちらもお部屋に洗面台がついているので、ちょっと汚れた手や洗濯物を洗ったり、哺乳瓶を洗ったりするのに便利です。洗面台は熱湯も出るので消毒代わりにも。
★料金は、閑散期と繁忙期で結構変わってきますので、料金シミュレーションで確認してみてください。→阪九フェリーHP 料金シミュレーション
「ゆっくりステイ」に申し込む
お車ごと乗船の場合、「ゆっくりステイ」というのに申し込むと、下船時刻を遅らせることができます。
たとえば下船時刻が朝の7:00の便の場合、「ゆっくりステイ」だと約1時間遅らせて8:00頃まで船内で過ごすことができます。ただし、「ゆっくりステイ」は車を停める場所を指定しますので、先着順になります。乗船時間より1時間くらいは早めに来ておかないと締め切られている可能性があります。また、「ゆっくりステイ」に申し込んだら逆にその下船時刻までは下船できないそうです。他の乗客が出てから、ゆっくり車に向かって下船することになります。
他にメリットとしては、ご家族も一緒に車まで行けることです。(通常はドライバーしか駐車スペースに入れません)荷物が多いときにご家族で協力しあって運べるのが良いですね。
給湯室でミルク作り
給湯室がお部屋の近くにいくつかあります。カップラーメン持ち込みの乗客が多いので、繁忙期は混むことがあるかもしれません。空の水筒を持っていってお湯を入れ、お部屋に戻ってゆっくり調乳すると便利ですよ。大人のお茶やコーヒーにも使えます。
冷水器もあります。
大浴場は赤ちゃんは難しい?
大浴場にはベビーベッドが置いてあります。しかしベビーバスは見かけなかったので、赤ちゃんはお膝のうえで洗うしかなさそうです。大浴場は広いがゆえに滑って転倒したら危ないので、まだ歩けない抱っこのお子さんの場合は慎重に入る必要がありそうです。また、「やまと・つくし」の場合、シャワー圧がとても強いため、小さいお子さんには不向きかもしれません。
キッズルームで遊べる
キッズルームにはぬいぐるみや絵本が置いてあるほか、アニメDVDがずっと流れています。お気に入りのおもちゃを持ち込んで遊んでも良いのではないでしょうか。広々使えます。
レストランはソファ席かベビーチェア
レストランにはベビーチェアがあります。ソファ席もあるので、まだお座りできない赤ちゃんの場合でも安心です。
以上、移動時間は新幹線より長くはなりますが、ごはんを食べたりお風呂に入ったりしているとあっという間に時間は過ぎます。幼稚園生くらいの子だとフェリー旅は記憶に残りますし、思い出つくりにもいかがでしょうか。
・神戸→新門司(北九州) を行く「やまと」の乗船レポートはこちら
・新門司(北九州)→神戸 を行く「つくし」の乗船レポートはこちら
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